本物志向
- by foundadmin
- in concept
- posted 4月 21, 2020
「この家具はアンティーク調ですか?」
私たちにとって、一番がっかりする質問です。
アンティーク?
アンティーク調?
言葉的にそんなに変わらないじゃない?!
いやいや、私たちにとっては最も大事にしている事なのです。
調(チョウ)か、調(チョウ)でないかが問題なのです。
いわゆるアンティーク(100年以上経た物を総称するとも言われていますが)は、匠の技で創られた商品が長い時間(とき)を経て使われていく中で、錆びたり、色あせたり、剥がれたり、形を変えたりしながら なんとも言えない雰囲気を漂わせる燻銀(いぶしぎん)になったものではないかと私たちは考えています。
ペンキを塗って、剥がしてなどと、エイジング加工をかけて、いかにも古めかしく見せれば見せるほど 不自然さを感じてしまうのです。
いくらおばあちゃんの様にシワメイクをしたり腰を曲げながら歩いたりしても、生きてきた歴史(重み)は出せません!
一度本物を知った人にとって、アンティーク=本物と、アンティーク調=作られたモノとでは、明らかに違います。
Foundは海外暮らしで培ったノウハウを活かしながら、オーナーが直接フランスやベルギー、イタリアなどのヨーロッパにキラッと光る燻銀を買い付けています。
Foundのデザイン会社である”一歩舎(いっぽしゃ)”は、そんな家具や建具(ドアなど)、床板やタイルなどの素材を使用して、お客様の個性とライフスタイルに合わせた、唯一無二の空間づくりを提案いたします。
ぜひ本物の良さを楽しんでいただけたらと思っています。